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セーヌ川がパリに入って3つ目の橋となるトルビアック橋を過ぎるとようやく工事現場を抜け、左岸に人の住む気配が見えてくる。かつては工場地帯 だったパリの場末。そこに匂っていたはずの雰囲気も今はすっかり失せ、その面影すらない。古いレンガ造りの建物は90年代にすっかり取り壊され、階下は事務所 か店舗やレストラン、上はアパートのといったガラスばりのビルが建ち並ぶ超モダンな地域に様変わりした。橋のたもとにおしゃれなオーガニックレストランが ある。

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上流のナシオナル橋を背にトルビアック橋に立つと、左手には国立ミッテラン図書館(13区)、正面に次の橋シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋 (Vol.005で紹介)、右手にベルシー公園(12区)が見える。セーヌ川の両側には船のレストランが止まっている。春夏には正装した人たちが甲板で シャンパン片手に雑談していたりするのが右岸の船の方。官庁街に続くからだろうか。(その2に続く)

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