koke_S

この橋、絵描きだったら描きたいとは思わないだろうナ・・・。そう考えたが、この橋を描いた絵がサイトに載っていた。ただし、工事中のであるが(No.5,6,7,8 http://www.auboiron.com/ponts-gb/)。

このデザインは、当時開発中のリヨン駅およびベルシー地域の高層ビル街との調和を意識してのことらしい。なるほど、リヨン駅側にはRATPパリ高速交通網 の本社をはじめ、ガラス張りの高層ビルが立ち並んだこの地域は、19世紀の歴史建造物の多いパリ中心部から来ると、タイムトンネルに入ったみたいな錯覚を起こす。

もうずいぶんと古い話になるけれど、いまから30年前の80年代に、パリに降り立った外国人で、シャルル・ド・ゴール空港の近未来的構造(現在のターミナル1)に驚かな かった人はいないはずだ。一回りするともとの位置に戻るルーレット式円形建築は宇宙衛星みたいだったし、長い長い波打つチューブのような薄暗い廊下は、ま るで異次元への通り道だった。世界がすっかり近代化した今、建物のインパクトはさすがにもう失せたけれど、この橋の命名は、あの不思議な感じと因果関係があるよ うに思えてならない。(その3に続く)

monument