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島側から橋を見て右側がアンジュー岸、左側がブルボン岸。古い景観の残る河岸を散策するとカミーユ・クロデールの家、ジャン・ジャック・ルソーの住んだランベール館、ボードレールの通ったローザン館など、17世紀の館がちらほら見える。

日本の往年の女優、岸恵子がこのあたりに住んでいた。

右岸のオテル・ド・ヴィル(市庁舎)通りの下(河畔)を通っているのは、信号で渋滞する道を通らずベルシー方面へ抜けることのできる自動車道だ。日曜日は 歩行者天国となり、家族連れや仲間同士で散歩する人たちをローラーや自転車が追い越していく。五つ目のアーチが自動車道をまたいでいるが、かつての川を埋 め立てて整備したものだろうか。

ちなみに、毎年4月に開催際されるパリマラソンのルートでもある。

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マリー橋を渡って右岸の左手から、ブキニストと呼ばれるセーヌ河畔の古本屋が店を出している。地下鉄7号線の駅Pont Marieポン・マリー(「マリー橋」の意)の向こう一体の建物が国際芸術家村。各国の音楽家、画家などが住み、時にはコンサートや展覧会などが行わ れている。

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まっすぐ行って右手にもとアンリ4世妃マーゴ王妃の館だったサンス館、その裏に骨董品街ヴィラージュ・サン・ポール。少し歩くと左手に写真美術 館、そのまま歩くと地下鉄1号線サン・ポールの駅にたどり着く。

ひっそりと佇むマリー橋界隈は派手さこそないが、古き良きパリを偲ぶ孤独な夢想者が散策して いそうな場所である。